この度は第26回の心臓血管外科ウインターセミナーを山形蔵王で開催させていただきますこと、大変に光栄に思います。
会場となります蔵王温泉スキー場は山形市蔵王温泉に位置し、蔵王温泉の温泉街と共に発展してきました。単独のスキー場としては日本で最大の面積を誇り、日本スキーのメッカとされています。
3本のロープウエーと1本のスカイケーブルの他、37基のリフトを有し、変化に富む12のコースと14のゲレンデがあり、また、1~2月は樹氷原の中を滑走することができ、夜間のライトアップも見物です。開催時期となります2月は気候もやや落ち着き、蔵王ならではの歴史ある温泉街と広大で変化に富んだスキー場の散策を楽しんでいただければと、願っております。
前夜際は、山形新幹線「つばさ」車内販売員の茂木さんに、売り上げ成績新記録達成に至った独自の工夫と努力を講演頂き、その後に、勇壮な花笠踊り「四面楚歌」と供に開催します。
アフタースキーの夜は「高度医療における医師とMEのコラボレーション」と題して、MICS、ステント、弁形成、左室形成、大血管などの手術毎に、代表的施設から医師と供に臨床工学技士にも発表頂き、高難易度手術のピットホールとそれを陰から支える外科チーム体制を学べる企画を設け、有意義なディスカッションを期待しています。
学会会場の蔵王国際ホテルは歴史ある蔵王温泉の中でも近代的施設でゲレンデにも面しており、ホテル内の「八右衛門の湯」では硫黄の香りに満ちた湯煙の中で緩やかな一時を過ごして頂きたいと思っております。ご家族、MR、看護師の皆様にもお誘いの上、多くの方々のご参加を心よりお待ちしております。